球技スポーツの急激な腰の動きは腰痛の大敵となり易く

大好きなスポーツがあったとして、その動きがあまりにも激しく瞬間的な為に足腰に大きな負荷が掛かり、何の前触れも無く、一瞬のうちに酷いぎっくり腰を起こしてしまうケース、意外と良くあるものですよね。

元々腰痛持ちという訳では無い私ですが、これまでに何度も無理な動きからぎっくり腰をやってしまい、その後数日から1週間は安静にして過ごす羽目になってしまった経験があります。

普段は腰もピンピンしている分、いざぎっくり腰をやってしまった後の腰痛は大変辛く感じられるもの。普通に外出したり、軽く物を持っただけでビリっという強い痛みが腰に走り、その都度ウッと思わず声を上げそうになってしまいます。

強烈に腰を回転させてボールを打つ競技、例えば野球やテニス、ゴルフ等で無理矢理なスイングをしてしまい、それがダイレクトに腰の筋を直撃してしまうパターンが大半。

完全に腰を捻った直後にそこから腰を元に戻せない程の痛みが走り、その直後は歩くのもやっとという状態。

土日であればそのまま何とか帰宅し、ひたすら安静に努め、月曜の出勤にまである程度腰の痛みが鎮まるのを我慢する事も出来るのですが、これが平日だとそうもいきません。

平日の帰宅途中、ストレス解消にと立ち寄ったバッティングセンターでこの手の腰痛を起こしてしまうと、確実に翌日にまで響きます。

酷い場合は翌日を午後出勤に替えてもらい、午前中に近くの整形外科に出掛け痛み止めの処置をしてもらう事もありました。

何度か酷いぎっくり腰をやってからは、それが確実に癖になってしまうのを警戒し、それらのスポーツからも手を引く羽目になってしまいました。

そろそろ反射神経も鈍っていた事だし、これもちょうど良い機会という事ですっぱり止め、より気楽にかつじっくり身体を動かせる趣味を持ってみようという事になったのです。

元々アウトドアに興味のあった私ですから、それらの中から最適なジャンルを見付け出すのも意外と早かったもの。

身近なところなら庭弄りや家庭菜園、少し遠くに出掛けるならのんびりとフィッシングや自然観察も兼ねたウォーキング、カヤッキング等に次第にのめり込み、こちらは現在に至るまで続けています。

腰は急な動きにも対応出来る様、サポーターも装着し万全の態勢で出掛けていますが、幸いな事に、これまで急なぎっくり腰に見舞われた事は一度もありません。

目の前のボールに集中していた頃と比べ、随分と視野が広がり、周囲の景色も存分に楽しめる様になりました。

それがメンタルの余裕を生みストレス解消にもなったのか、何だか腰回りもリラックスし、下半身全体も含め全く違和感を感じないのです。

上半身の筋トレを繰り返す事により自然と腰痛は軽減していったものの

これは私の経験則なのですが、上半身を定期的に筋トレで鍛えていると、自然と下半身にも筋肉が付く様になり、それに伴いしつこい腰痛も改善されるというものがあります。

上半身の見た目の頼りなさを改善しようと、週2日の本格的な筋トレに励み始めたのがちょうど1年ほど前。自室でも手軽にこなせる10キロダンベルやトレーニングチューブを主体に、時にはストレッチ目的のバランスボールも織り交ぜ、30分前後の時間を割きじっくりと取り組み始めました。

教科書通り、ダンベルワークは少しでも二の腕や肩に負荷が掛かる様、若干足を開き前屈み気味となって行います。

幾つかのトレーニングメニューの中でもやはりこれが最もきつく、全てのメニューが終わる頃にはまさにクタクタとなってしまうのですが、その分下半身にも踏ん張りの力が要求され、間接的に足腰の鍛錬にも繋がるのです。

半年ほど経つと、特に下半身を攻めるメニューを取り入れていないにも関わらず、腹筋や腰回りの筋が浮き出てきて筋力の増強を実感出来る様になると共に、それまでしつこく残り半ば癖となっていた鈍い腰痛も自然と改善し、殆ど気にならないレベルにまでなったのです。

筋トレをする以前は、他のどんな方法でもしつこい腰痛を退治する事が出来ず、結構悶々として過ごしていたものです。

それも一番ストレスを感じる仕事中にいきなり来たり、かと言えば帰宅してお酒を飲み十分リラックスしている最中に来たりと、全くそのパターンが掴めず、苦労したもの。

神経質になり過ぎると返って痛みを強く感じてしまいかねないという事は分かっていましたから、あえて気にせず無視して過ごしていたのですが、まさか筋トレにヒントがあるとは思ってもみませんでした。

お酒が入った時に痛みが出るという事は、その前後のリラックスと併せ腰回りへの血行が良くなった事による刺激で痛みが起こっていたのかも知れません。

ですがそれも筋トレによる腰回りの鍛錬により、多少血行が良くなっても刺激とならず改善していった、と考える事も出来るでしょう。

いずれにせよ、最終的には腰を無理無い範囲で適度に動かして鍛錬し、骨盤や腰椎周辺の筋群で身体全体を歪み無くきっちり支えてあげる効果が大きいと思います。

現在も全く腰に痛みが出ないのか、と言えばそんな事は無く、やはりストレスにより痛みを感じるケースは残っています。

こちらは血行では無く緊張やストレスで神経が過敏になっている事が原因として大きいのでしょうが、こちらはメンタル面を鍛えて克服してゆくしかなさそうな感じです。